ときわあいめこブログ

めこめこびーむ

育児と仕事の両立ってどうしてますか?と今まで100回は聞かれたと思うので、私なりの考えを書こうと思う

おはようございます、あいめこです。

今日は会議があると思ったらなくて、LINEも使えなくて、ブログでも書こうと思った次第です。

 

思えばこのブログも5年ほどやってまして、最初のブログを書いた時の私の売り上げは5万円ほど。

今は1500万ほど。とてもすごい成長幅です。色々残しておいて良かったね。

 

ブログを見返していると、とにかく私は自分でいうのもなんなんですが苦労をしている。

壁にぶつかりまくりながら進んでいるので下手なゴーカートみたいな。

 

最近私のことを知ってくださった方だったら、元々なんかコネとかで成り上がった女社長だと思われる方もおられるそうで、嫌ではないんですけど全然違いますよ と。

 

たまに家に帰ると、離婚後の面会にきた父親みたいな気分で

「元気だった?」「お友達とどう?」みたいな。

 

ドラマで言えば子どもグレるやつです。

 

そんな私によく聞かれることは「育児と仕事の両立どうしてますか?」と。

 

できてねえええええええええええwwwwwww

 

ごめんなさいね、できてません。

 

なんかすごい方法とかあればいいんですけど

「えっと、ある程度稼いじゃったら親に仕事辞めてもらって、自分の会社に入ってもらって、育児と経理してもらうこと・・ですかね・・」

と再現性のない、たまたまうまくいっただけのことを話しています。

 

これでいいんか?と。

 

じゃあ、ご両親が近場にいない人なら?またはいろんな事情があって、完全に1人の母だけなら?

と。

 

まあ、私の方法ってすごくシンプルに言えば「育児外注」ってことなので、再現性がゼロってこともないと思うんですけど、シングルマザーの場合、新しいことに挑戦することも難しいので。

 

う〜んう〜ん と悩みながら、それでも「あいめこさんはいいな〜」と言ってもらえることもしばしば。中には「この可愛い時期は今だけなのにね」とちくりと言われてしまうこともしばしば。

 

今って、女性の活躍する社会〜とか言ってますけど、この問題結構デカくね?と思うのです。

 

私自身悩むこともあるし、これでいいのか?と思うこともあるし。

 

そんな時にですね、先日abemaの取材で我が家に取材班が来られたときにうちの母にインタビューしてくださったんですよ。

 

「あいめこさんが育児ではなく仕事に振り切っているのを見られて、どうですか?」と。

 

おお、ストレート。

 

さすが。ただ、母の見解も聞きたい。

 

ソワソワしてましたらうちの母がですね

「この子、仕事で誰かのお役に立つことや、前に出て目立つことしか、できないんですよ」と言ったんですよね。

 

いやまあ確かに、私仕事しか得意なことがないので。

 

それに加えて母が

「育児の正解はないです。子どもが大人になってわかることがあるし、どの道も正解だし後悔するし。私も経営をしていたので、この子がどんな大人になるのか心配していたけれども、経営者になった。それでたくさんの人を救ってくれるなら、それはそれで良かった」

と言うわけです。

 

そこで、本当の意味で、だ〜〜〜れも正解を持っていないのだと。

 

私も母が経営者であることで、寂しい気持ちになることもあったんですけど、

そういえば、スーツを着て、夜遅くに帰ってきたり、会議に連れていく母が嫌いだったかと言うとそんなこともなくて、

田舎のお母さんとはちょっと違う、セダンのクラウンを乗り回す母が好きで

で、なんで好きかをもう少し深掘りすると、女としてかっこいいと幼心で思っていたし、人間性も好きだったから。

 

まあそんなもんで、結局何をしてようがどんな道を選ぼうが、

母親自身が自分の正解かどうかわからない生き方を勝手に責めているのではないかと思ったわけです。

 

周りも言いたいだけです。

どんな綺麗事を言ったって、お金がなければ周りの大切な人は守れない。

 

一生懸命、周りの人のため頑張ってるのであれば、

育児フルコミットでも、仕事フルコミットでもそれぞれがいいと思う道を進み、正解にしていくのではないかと思います。

 

私がガチでお金がなかった頃、この両立問題に悩んだ時、ググったことがあるんですね。

そしたら

「家事代行やシッターを使おう!」とアホみたいな回答を読んで愕然としたことがあります。

 

そんなお金はないわよ〜と。

 

あと、うち2歳差なので、手のかかりすぎるときと手のかかりすぎな時がいっぺんに来たから余計辛かったかな。

3歳になったら楽になるとか、全然そんなこともなかったし、6歳になってもズ〜っと怒ってしまう。

 

理想と違うぞ!の連続です。

 

でもですね、私は誠実に努力をして感謝を忘れない人間です。

かっこいいことを言うと背中を見せていきますね。

 

東京都のビジネスコンテストのシニア部門でグランプリをとられた方に向けてセミナーを去年の夏にさせてもらった時に、忘れられないことがあったので、最後にその話を。

 

何かの話のタイミングで

「まあ私全然育児できてないんですよね〜」とその当時めちゃくちゃ気にしていたので冗談まじりに言葉にしたところ

 

「それは違う!」と皆さんに言われました。

 

皆さん50歳を超えられた人生のベテラン。私たちの時代と子育ての常識も少し違うはずなのに、みんながそれは違うとおっしゃられたことに正直驚きました。

 

「絶対子どもたちは頑張るお母さんのこと見てるから」と。

 

そうなんですよ〜。今ならわかるんですけど、

過ごす時間の長さが全てではないということです。

去年まで引っかかってたポイントなんですけど、違うのですね。

 

一緒に過ごす時間を濃く、楽しく。

それ以外のところは私は仕事を全力でやろうと思った大きなきっかけでした。

 

人生の先輩はいつでもすごいね。

 

私もまだまだ未熟ですが、いろんな人の力を借りながら、天狗にならないよう、謙虚に、子どもたちの成長を見守り続けたいと思います。

 

では、今日も皆様の一日が素敵になりますように。

 

あいめこ